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ついにやってきた、念願のサグラダ・ファミリア。
近くでみるとまたでかい。

入り口を入ると、美しいステンドグラスがお出迎え。
旅先で色々と教会を見てきたが、今だかつてこんなにきれいな色のステンドグラスは見たことがない。それくらい色鮮やかで美しい。


そして、これは上を見上げて撮った写真。

このサグラダ・ファミリア、ご存知の通り、まだ完成にはほど遠く、しかも設計者のガウディはこの世を去り、肝心の詳細な設計図も残されていないらしい。
現在は各建築家が残されたわずかなデッサンなどから推測で建設を進めているらしい。
着工が1882年というから、120年以上も建設を続けていることになる。。
中に入ると、まさに工事現場と言った感じで、資材が山のように置かれ、その時も建設が行われていた。
しかし、完成している部分に目を向けると、柱一つ一つに対してもそのこだわりが見て取れる。

ここに来るまでは、その120年以上も経って今だ未完成である理由は、どうせチンタラやってるだけだろうと高を括っていたのだが、実際に中に入ってその光景を目の当たりにして、口から出た言葉は、「こら、時間かかるわ・・・」だった。
ちゃんとした設計図があれば話は別だと思うが、設計図もない、弟子達が残した貴重な資料も内戦で焼けてしまい、ほとんど推測だけで、普通の建築家ならともかく、あのガウディの頭の中を再現するには、かなり困難であることは容易に予測が付く。スムーズにいくわけがない。(に加えて、ちんたらやってるのもあると思うが・・)
なんてことを思いつつ、頂上へ向かうエレベータを待ち、一気に頂上へ。
エレベータの中には、一応エレベータ・ガールみたいな人がいたのだが、仕事中にも関わらず何やら携帯でしゃべっていた。
スペイン語なので何をしゃべっているのか分からず、まぁ仕事の話なんだろうと思ったら、ジョワキン曰く「彼氏の愚痴を友達にぶちまけていた」そうな。おいおい。
どうせ観光客ばかりでスペイン語分からないだろうと思ったのか、そもそもそんなのおかまいなしにただしゃべっていたのかは不明だが、海外生活が長いと、なんとなく後者のような思えてくるから不思議だ・・・
エレベータを降り、さらに階段で上へ登ると、窓からはバルセロナ市内が一望できる。


帰りは階段を下りていくのだが、その途中途中で窓から隣にある古い方の塔が見える。
やはり古い塔の方がガウディっぽく、独特の雰囲気があって好きだ。

螺旋階段をぐるぐると下りていく途中で窓から色々と見えてきて、外から見るのとはまた違った様子がうかがい知れる。

そして、螺旋階段の真ん中の下を覗くと、足がすくむ・・・

ようやく下に戻ってきたと思ったら、窓から教会部分を覗くことができた。
ステンドグラス越しの光がやたら美しい。

このサグラダ・ファミリア、完成予定は2256年頃らしい。
その頃には自分もこの世にはいない。
生きて、その完成を拝めないのが残念である。
できることなら、来世で完成したサグラダ・ファミリアを訪問したい。
そんなことを思いつつ、その場所を後にした。
ちなみに、この後、ジョワキンに付き合って、バルセロナから少し離れた町へ行き、彼がコーチをしているバスケットボールの練習に付いていった。

こちらはうって変わって、ローカルもいいところである。
なぜ自分がここにいるのか不思議だったが、周りに居る人もなぜあの日本人がここにいるのか不思議に思ったことだろう。
まぁ、これもいい経験である。
バルセロナに戻ってからは、彼が小さい頃から家族ぐるみの付き合いがあるという小さなレストランへ。
こざっぱりとした内装はどこか日本的だったが、これはバルセロナのいたるところでみる事ができた共通的な印象だ。
味は特別おいしいという感じではなかったが、ジョワキンが自分の日常を色々と見せてくれたおかげで、スペイン人の、そしてジョワキンの事をもっと知る事ができて、それがうれしかった。
そんな3日目だった。
(まだ)続く
Listening to "This Is Not the World" by The Futureheads




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