Dance Dance Dance - イギリス生活奮闘記 -

踊るんだよ。踊り続けるんだ。音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。音楽の続く限り。

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弱者の味方「Citizens Advice Bureau」

倒産した会社からバイト代を取り戻すために(しかもロンドンで)」の続編。

というわけで、Citizens Advice Bureauに行ってきた。
このCitizens Advice Bureauは、お金がないけど、金銭トラブルや法律関係、その他様々な問題を抱えている人のために、無料で専門家に相談し、アドヴァイスを受けれるというサービスを提供している素晴らしい機関である。

営業所(っていうのかな?)は、各エリア毎にあるので、今住んでいる場所によって、どこに行けばよいのかが異なり、以下のページで、自分がどこに行けばよいのかが検索できる。

Get advice

今回行ったのは、Paddington Citizens Advice Bureau

オープンが9時45分だったのだが、10時ちょい前に到着。
そんなに人いないだろうと思っていたのだが、入り口から中を覗くと、既にたくさんの人がベンチに座って待っている。
しまった、もっと早く来るべきだった。。

とりあえず、ドアベルを押す。
中から、鼻ピアスした女性が出てくる。

大丈夫か、ここ?

まずポストコードを聞かれる。
どうやら、この近所に住んでいないと、ここではサービスを受けれないようだ。
さらに、「通訳は必要?」と聞かれたので、「日本語の通訳はいるんですか?」と聞くと、「いない」とのこと。

Paddington Citizens Advice BureauのWebサイトには、Languagesのところに、「Japanese」と書いてあるのに。。

ただ、「そんなこと書いてあっても、どうせ行ったら、いないんだろう」と諦めていたので、「あ、じゃあ、通訳なしでいいです」と答える。
イギリスでは、これが正しいスタンスだ。
期待してはいけない。情報通りだったら、儲けものくらいに考えておけば、ストレスは減る。

入り口で整理券をもらい、中へ通される。
中には、確かにお金のなさそうな人(気のせいか)がいっぱい待っている。
先着順に番号を呼ばれるのだが、自分が呼ばれたのはおよそ1時間後。
英語でどうやって説明しようかと色々考えていたため、あっという間に時間が過ぎる。

呼ばれた先の部屋に待っていたのは黒人の若い女性。
あまり専門家っぽくないなと思っていたら、どうやらまず軽くインタビューして、その後専門家のアポを取るという流れになっているらしい。

ここに来るのは初めてと言うと、まずは基本的な情報(名前、住所、国籍、結婚してるかなど)を聞かれ、登録番号みたいなものがもらえる。
今後はこの番号を言えば、誰かがすぐに分かるらしい。

その後、本題に入り、どういう問題でここへ来たのかについて軽く説明。
その女性は、要点だけをまとめ、それを持って専門家のところへ向かった。
用紙に書きとめていたのは、だいたい以下のような内容。

・レストランが給料を2か月分未払い。
・未払い給料の額。
・今何をやっているか(WorkExperienceとして働いている。→無給であることを強調)
・今どうやって生活しているのか(貯金で生活。→貯金がほとんど尽きそうということを強調)



その後、すぐに戻ってきて、次のように言われる。

じゃあ、今日の12時半にもう一度来てもらえますか?今度は専門家ともう少し詳しく話すことになります

時間まで1時間半。
こんなにかかるとは思っていなかったが、わざわざ他の日に回していたら、面倒で仕方がないので、了解する。
とりあえず、この場にいても、周りにこれといった店もないので、家へ一旦帰宅。

この前行ったパーティの戦利品ティラミスとエスプレッソを頂き、すぐにUターン。

約束の少し前に戻ると、今度は少し太ったおっちゃんが出てきた。
どうやら、彼がその専門家のようだ。

軽く挨拶を済ませ、早速本題に移る。
今の状況を、向こうからの質問を交え、説明。

すると、「じゃあ、まずレターを書いて送りましょう」と言い、PCの電源を付け、一つのワード・ファイルを開いた。
どうやら、テンプレートみたいなものがあり、後はその問題に特化した情報を埋め込むだけでいいようになっている。

このレターは、「Grievance Letters」と呼ばれるらしいのだが、実は以下のサイトにも同じことが書かれていた。

Advice Guide

上記サイトの以下のページにある「Employer withholds your pay」というリンクをクリックすると、PDFが開き、その中に、今回のような賃金未払いのケースに対する情報が書かれている。
Employment - In England

これによると、今回のケースでは、要約すると、以下のような手順を踏むことになるらしい。

1. If you think that your employer has withheld pay that you are entitled to, you should first try and resolve the problem by talking to your employer.
→まずは直接話し合いで

2. If talking to your employer does not work, you should raise a written grievance, detailing your complaint. Sign and date your letter and keep a copy.
→話し合いがダメだったら、Grievance Letterを書く

3. If you need to take matters further, you can make a complaint to an employment tribunal.
(The most that can be claimed at the employment tribunal is £25,000. If you want to claim more than £25,000, you will have to go to court.)
→それでもダメだったら、Employment Tribunalに訴える(25000ポンドを超える場合は裁判所)



ちなみに、自分は既にバイトを辞めているので、その場合はこう書かれていた。

1. You should write to your employer explaining what money is owed, and why it is owing. The letter should also include details of the period for which the money is owed. This letter will count as a written grievance, if you need to take the matter further. You should sign and date the letter and keep a copy.

2. If writing to your employer does not work, you may need to make a complaint to an employment tribunal for breach of (employment) contract.



基本的には、あまり上記と変わらないが、既に辞めているので、会社が未払い分の賃金を「借り」ている扱いになるらしい。

というわけで、その専門家の指示に従い、レターを作成した。
必要な情報としては、だいたい以下の通り。

・未払い金額(月毎に)
・時給
・自分が辞めた日
・オーナーの名前、住所



会社の名前より、人の名前の方が重要らしい。この辺り、日本と考え方が違うと思う。
あとは、14日以内に支払われなかった場合、Employment Tribunalに訴える旨を記述。
Employment Tribunalが何者なのか、まだよく調べていないので分からないが、とにかくタダらしい。(そこだけは確認済み)

ちなみに、この専門家、誤字脱字が多く、かなり注意深く見ていないと、うっかり間違いだらけのレターを送ってしまうことになりそうだったので、大変だった。
印刷後、サインし、1通はレストランへ、1通は日本の本社へ、そしてもう1通は自分用のコピーとして保持。

郵送する際は、「Special Delivery」で送るように指示された。
郵送の状態をトラッキングできるようにしておかないと、もし「そんなレター届いてない」と言われた時に対処できないからだ。
お値段は、国内が4.3ポンド、日本へのエアメールが4.28ポンド
なぜか、日本への郵送の方が安い。
よく分からないが、国内は翌日保障なのに対し、日本へは1週間くらいかかると言っていたので、それが関係しているのかもしれない。
まぁいい、とにかく無事に着いてくれさえすればそれでいい。

とにかく、サイは投げられた。
この先、どうなるのか全く予想もつかないが、とりあえず、今は待つことにしよう。

Listening to "These Streets" by Paolo Nutini
B000LE1GVW

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Comment

tomo says... "No Subject"
こんな便利な機関がイギリスにもあったんですねぇ~。すごい勉強になります!
今後、自分にもこのようなこと起こる可能性だってあるし、今後の行く末をチェックさせてもらいますね。
2007.06.14 16:06 | URL | #- [edit]
fumirock says... "No Subject"
>tomoさん
そうなんです、結構皆使ってるみたいですね。
こういうバイト代未払いの問題だけじゃなく、幅広く取り扱ってるみたいなんで、困って誰に相談していいか分からないという時は是非行ってみるといいと思います。
一番可能性あるのは、やはりフラット関連ですかね。
2007.06.17 23:15 | URL | #- [edit]

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