というわけで、ちょっと前から気になっていた大衆的イギリス料理の店といううたい文句で「個人旅行イギリス」というガイドブックに紹介されていたチェルシー・キッチン(The Chelsea Kitchen)に行ってきた。
場所は、スローン・スクエア(Sloane Square)駅から、徒歩5分程の距離で、駅前のキングス・ロード(Kings Rd.)沿いにある。
イギリスには、他の国の料理と違い、イギリス料理屋と呼ばれるレストランはほとんどなく、せいぜいパブでそれらしき料理を食べるくらい。
自分としては、一度だけNorth Sea Fish Barというフィッシュ&チップスの専門店に行ったことがあるのだが、そこは高い(フィッシュ&チップスが12、3ポンド)だけあって、衣も薄く、おいしかった。
なので、かねてからイギリス料理屋に行ってみたいと思っていたのだが、ふとガイドブックに載っていたこの店を見つけたので、今回行ってみたというわけだ。
「個人旅行イギリス」(2001年発行版)の紹介文はこんな感じ。
「”おいしい料理をだれにでも手の届く料金で”がモットーというだけあって、たいへん安い。一階と地下一階、テラス席までいつもいっぱいだ。」
店内はこざっぱりとした感じで、雰囲気は悪くない。
客でいっぱいだったが、運良く、丁度出て行く客がいたので、入れ違いに席をゲット。
まずはメニューを拝見。

値段は確かにイギリスのレストランにしては良心的だ。
よく分からないので、とりあえず、それっぽい、以下の品をオーダー。
・Fried Fillet of Cod(まぁ、いわゆるフィッシュ&チップスですな)
・Roast Turkey with なんとか(よく分からん)
・ビール×2(なぜかイタリアのビールだった)
で、こちらがその写真。


見た目はなかなか英国料理っぽい。
それで、味の方はというと・・・
これぞ、まさに英国料理の味!!!
分かる人は分かると思うが、この表現が何を意味するかというと、、
まずい!!!
いやぁ、久しぶりにこんなまずい料理を食べた。
自分は人がまずいと言う料理でも、「え?そんな悪くないけど?」と言って平気で平らげるようなやつで、たとえおいしくないと思う料理や、おなかいっぱいの時でも、めったなことでは残さない。
その自分が、かなり久しぶりに残してしまった。
まずいというより、とにかく味がない。
きゃべつは茹でただけ。ソースもなんだかなぁな感じ。
一番ひどかったのがフィッシュ。
まるで、ゴムのような食感。
どこをどう調理したらこうなるのか・・・
語学学校では、留学生の共通意見として、「英国料理はまずい」というのがあり、授業中しばしばその話題(半分ネタ化している)になる。
その話が出るたびに、自分としては心の中で、「そんなにひどいかねぇ?」と密かに思っていたのだが、一度「皆が言うほど、そこまで悪くないと思うんだけど?」と以前に行ったフィッシュ&チップスの店の例を引き合いに出して説明したら、イギリス人の先生が「えぇぇ?マジ?お世辞じゃなくて?」と驚いていた。
そして、この日、ようやく皆が言っていたことが理解できた。
このことを言っていたのか・・・
たしかに、まずい。Awful。Absolutely Disgusting。
キミ達は正しい。You're right。
なぜこの店がこんなに賑わっているのかが理解できない。
単に安いから?もしかしたら他の料理はうまい?(そうは思えない)
イギリス人の味覚は一体どうなっとるんだ!?
というわけで伝統の英国料理を食べたければ、是非この店へどうぞ。
(と書いておいてなんだが、今年のクリスマスで家賃の問題か何かで閉店すると張り紙に書いてあった・・)
と、まぁ、今回ぼろくそに書いてしまったのだが、もちろん店によっては、おいしい英国料理を出すところもあるはずなので、それはまた次の機会に。
ちなみに最近ものすごく寒く、昨日は駅を出たら、一面霧でびっくり!!
近くの酒屋で買い物してたら、「いやぁ、今日はすごい霧だねぇ」なんて話かけてきた。

この前、午後の授業が生徒二人だったので、授業を辞めて昼間っからパブへ繰り出して飲んでいた時に、先生が「ロンドンは冬の街だ」と言っていた。
確かにロンドンは冬が良く似合う。
Listening to "Independent Thinkings: Transgressive Records" by NME(のおまけについていたTransgressive Recordsというレーベルの特集CD)
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