(「どうなる銀行口座開設?ついに物語は終盤へ・・」参照)
その時は、HSBCのBasic Accountというタイプの口座で、特に口座維持手数料はいらないものの(International Studentというタイプの海外の学生用の口座は手数料がいるらしい(多分))、デビットカードが使えない&HSBCのATMしか使えないという弱点があった。
特にデビットカードが使えないのは痛い。
なぜかというと、このブログで散々言ってきたが、グラストのチケが買えないからだ*笑
(「緊急事態発生!デビットカードがないとGlastonburyのチケットが買えない?」参照)
まぁ、グラストだけに限ったことではないが、ここイギリスではデビットカードが主流だし、やはり使えると何かと便利である。(eBayでもBasic Accountの口座では登録できなかった)
それに、別にデビットカードを使えるようにアップグレードしたからといって、手数料が発生するわけでもないし、チャレンジしない手はない。
そして実は、8月末の一時帰国前に、Basic Accountからデビットカードが使える普通の銀行口座へのアップグレードにチャレンジしていたのだ。
(その時は色々とバタバタしていて結局書きそびれた)
会社が始まってからだと、なかなか銀行に行く時間も取れないだろうし、時間的に余裕があるうちにというのと、既に内定はもらっていたわけだし、会社からのオファー・レターさえあれば何とかなるだろうという楽観的な思想の元、だめもとで軽くチャレンジしてみたというのが本当のところである。
それに、その当時の同僚だったジェームスに、自分のBasic Accountのキャッシュカードを見て、「これはボーイズ・カード」と言い放ち、彼のデビットカード付きキャッシュカードを財布から取り出し、「これはメンズ・カード」とにやりとされ、冗談とは分かりつつも、若干悔しかったという経験も実は結構大きな理由だ*笑
というわけで、銀行へ行き、その旨を告げる。
自分「Basic Accountから普通のやつにアップグレードしたいんですけど」
銀行「その口座作ってどのくらい経つ?」
自分「多分、4ヶ月くらい?」
銀行「んー、まず6ヶ月以上経ってないとアップグレードはできないね」
自分「でも、こっちで仕事ゲットしたし、何とかならんすかね?」
銀行「じゃあ、給料をこの口座にもらってるんだね?」
自分「いや、まだその仕事は始まってないけど、今Work Experience先からお金もらってて、この口座に入金されてます。」
銀行「じゃあ、ちょっと口座チェックしてみるから、口座番号を教えてください」
ここで、自分の口座のお金の動きをチェックし、ちゃんとお金が入ってきているかを確認しているようだった。
この時既にWork Experience先からある程度交通費や食費の他に、軽くお給料をもらっていたので、ぼちぼちのお金は入ってきていた。
そして、それを見た銀行の担当者は・・・
銀行「わかりました。多分可能だと思いますので、そこに座って待っててください。」
分かりやすっ!
とりあえず、金がちゃんと入ってて、大丈夫そうであれば、学生であろうが、口座作って半年も経っていなかろうが、学生ビザの残りがあと1ヶ月を切っていようが、ちゃんとアップグレードしてくれるらしい。
しばらく待つと、名前が呼ばれ、奥へと通される。
そこで担当者の人に、今はWork Experienceとして働いてて、今度仕事見つけたから、来月くらいからお金がちゃんと定期的に入ってくるというようなことを説明した。
そこでも口座の金の動きをチェック。
Work Experience先からの振込みは定期的に支払われるわけではなく、社長がやろうと思った時にしか行われないので、かなり不定期かつ、その時その時でお金の額がかなり違う。
そのせいで、向こうも困惑していたようだが、とりあえず何とか事情を説明し、今度はちゃんとした仕事だし、ちゃんと定期的にお金が入ってくるということを強調。
「じゃあ、何かレターか何か持ってる?」と聞かれたので、ここで伝家の宝刀「オファー・レター」を提出。
オファー・レターには会社の情報はもちろん、年収も書かれているので、証明書としては極めて有効なレターである。
(ワーク・パーミットを持ってれば、それにも年収書いてあるし、一番確実なんだけど。)
それで何とか納得してくれ、手続きが始まる。
基本的な情報は既に登録されているので、後は会社の情報等、質問され、その回答をその場でPCを使って入力していく。
一通り終わると、それが印刷され、手続き完了。
ロンドン生活はどう?とか軽く世間話をし、最後は笑顔でがっちり握手(これ重要*笑)して全工程終了。
最初に口座を作る時はすごく苦労したのに、今回は拍子抜けするほど、あっけなかった。
どこかの会社に所属するというのは、こんなにも楽なことだったのかと改めて実感。
仕事を見つける、そして働くということは、自分の労力をもって社会に貢献するということとの引き換えに、その社会における自分という存在の確実な証明を手に入れることなのかもしれない。
(もちろんお金を稼ぐというのがまずあるんだけど)
その証拠に、今回一時帰国中にスーツを買うときに割引目当てでマルイカードを作ろうとしたら、日本で働いてないとダメと断られ、面倒くさそうな相方を無理やり召還して代わりに作ってもらうという苦い経験をした。
(しかも、「今海外の企業に転職して、ワーク・パーミット申請中」と言ったら、その担当者に「ということは、失礼ですが、今現在「無職」ということになりますし・・・」というようなことを言われ、かなりカチンときた覚えがある。)
これこそまさにその典型だろう。つまり今現在、自分は日本という社会に属していないのだ。
さらには健康保険もないし、病院や歯医者にも行けなければ、保険使って接骨院に行くという裏技もできない。
特に留学のために会社を辞めて、さらに海外で学生をやっていると、失ったものの大きさにすごく気付かされる。
それと同時に自分がどれだけ会社にどっぷり身を任せ、社会的に保障されているという安心感に浸っていたのかということも認識させられた。
これはある意味「自由」に対する代償であり、そういう意味では、自由業という、いわば自分で身を起こすという職業は、それ相応のリスクを覚悟し、かなりの労力を使わないと成り立たない職業なんだろうと思う。
結局、今自分はまた「会社」という組織に属しているのだが、それがいいか悪いかは別にして、ここ海外においても、やはりその効果は絶大である。
つか楽。。。
と、段々銀行口座とは無縁の話になってきたので話を元に戻すと・・・
無事口座のアップグレードが完了し、1週間以内には、色んな書類やチェックブック、そして待望のデビットカード・カード付きキャッシュカードが送られてきた。
気になるデビットカードだが、口座番号は前と変わらないようだ。ただ、デビットカードの番号に口座番号が含まれているから、どこからどこまでが口座番号なのかが分かりにくくて、若干不便だ。
また、クレジットカードと違って、使ってから、実際に口座からお金が落ちるまでに、ほとんどタイムラグがない。
何度か使ってみて、ネットで口座をチェックしてみると、3日後くらい?にはお金が引き落とされているようだ。
(週末にしか使ってないので、ちゃんとした日数は不明)
なので、クレジットカードのように、今金欠でお金ないから、とりあえずカードで支払うという問題先送り的な使い方はできない。
これはいいのか悪いのか分からないが、カードより健全かもしれない。
(マイナスになっちゃうと、罰金取られるようなので)
でも、いざという時のために、こちらのクレジットカードも作っておきたいのだが、それはまた今度。(日本のやつ使うと、今円弱いし、そもそも日本の口座にお金が入ってないし・・・)
今のところ、Virginとかのマイルがたまる感じのクレジットカードを作ろうかと模索中。
Virginと提携しててテスコとかでも使えて何かお得な感じのカードがあれば尚よし。
(何かいいカードあったら教えてください)
あと、今回なぜ今になってこの記事を書いたかというと、まぁ記録的な要素もあったのだが、何よりも、一つの疑問がずっと前からあって、それを世に問いたいと思ったからである。
(自分で調べろという話もあるのだが)
で、その疑問とは・・・
イギリスでは、自分が口座持ってる以外の銀行のATMでお金下ろしても、手数料っていらないの?
という極めてシンプルな疑問である。
今は、Bank Accountの時のクセで、自然と必ずHSBCのATMでおろしてしまうのだが、最近ふと、実はわざわざHSBCまで行く必要ないんじゃ・・・ということにはっと気がついたので、今回書いてみた次第である。
(いつか、語学学校で、誰かが日本のATMではなんで手数料が取られるんだ!?的なことを言ってたような・・・)
どなたかご存知の方教えてください。
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