対円(右の為替情報で言うところの「GBPJPN」)で見ると、現在1ポンド230円前後で推移しているが、一時期は220円割るんじゃないかというところまで行っていた。
(「GBPJPN」をクリックすると、グラフに飛び、さらに時間軸を「Daily」または「8 hours」にすると、よく推移が分かる)
これは自分がこちらに留学してきた頃の水準とほぼ同じである。
ポンドというと、対円で見ると、もう上がる一方でこちらに遊びに来る人は決まって「ポンドたけーー」と嘆いていた。
一時期なんか、1ポンド250円くらいまでいったこともある。(終わってる)
ところが、8月に入ったくらいから、なぜだか分からないが、あれよあれよと急落し、今に至る。
というわけで、最近ここぞとばかりにカードを使っている*笑
実は帰国便もカードで支払ったのだが、その時の233円くらいだった。
飛行機代は会社から支給される(上限はあるけど)のだが、それはポンド払いであるため、その頃にポンドが持ち直していれば、ある程度の為替差益を得ることができるのではないかとたくらんでいる*笑
(もちろん、このまま下がり続ければ逆に損をするのだが)
でも、あと2日くらい待てば、さらに10円くらい下がっていたのに。。
安くない航空券だけにこの差はでかい。
というか、3日でこれだけの差が生まれるのだから、これはもう人事では済まされない。
やはり、外国にいるのだから、国際情勢や経済情報にもう少し目を光らせるべきだと思った。
日本にいる時なら、投資をしようと思わない限り、別に必要ないのだが、こちらにいる場合、なにせ、生活がかかってくる*笑
と言っても、いきなり英語のFinancial Timesを読む気にはなれない。
というか、まず読めない*笑
(いや、最終的には読みこなせるようになりたいのだが)
困った時はインターネット、というかGoogle。
軽くチェックしたところ、以下の記事にぶち当たった。
山内俊哉の『ポンド一本勝負』- ポンドは売られすぎのレベルへ(2007/8/16)
上記の記事から日付を遡っていくと、どうやら先月末のアメリカのサブプライム問題が事の発端となった世界同時株安と関連がありそうだということが分かった。
この事件に関しては、以前、たまたま読んだ以下の記事でなんとなく知っていたのだが、その時はふーんという感じだった。
大前研一:破綻目前、サブプライムの猶予は3カ月
以下の記事はすごく分かりやすく書かれているので一読することをお勧めするが、その中からサブプライム問題に関する部分を引用してみる。
(下記はほんの一部なので興味のある方は是非一読してみてください)
サブプライムとは、住宅ローンの一種である。家を買うのはお金がかかる。日本では一生に一度の買いものだ。しかし米国では家が流動資産のように売買されている。一人の人間が、家を何度も売り買いしているのだ。家が安いときに買い、高くなったら売る。だが、なかには家を買うだけのローンを組めない層がいるのも事実だ。その「本当だったら貸してはいけない人たち」に、高利で貸していたのがサブプライムローンだったのである。
しかも「初めの5年は利息だけでいいですよ」とか「元本はあとで住宅が値上がりしたときにカバーできるので」などと甘い言葉を並べて従来だったら家を買うことはおろか、まともに賃貸もできないような人々に貸し付けていった。
こうした人々の顔が見えている間はよいが、ローンを何千、何万と束ねて、そこからREITのような小口債券化した商品を作る。いわゆるABS(アセット・バックト・セキュリティ:資産担保証券)の一種である。例えばローンの借り手が12%の利息で支払う場合、貸し倒れや回収・事務処理費に利益を上乗せして4%の余裕を見て8%の利回りの商品としてこれを売りに出す。この時点で、回収する人々とこの債券を買う人々が完全に切り離される。いわゆるファンドなどが運用難からこうした商品に飛びついて知らず知らずの間に組み込んでしまうのだ。
ちゃんと読んでみると、後半はどうだか分からないが、前半に書かれてる部分って、まさにイギリスでも実際に皆やってることで、こんな記事を見てしまうと、イギリス大丈夫か?という気持ちになってくる。。
今回の場合、これが基で、最終的には今のポンド安に影響を及ぼしている。
挙句の果てには、市場がパニックを起こし、最近発表された指標もそれを覆すまでには至らず、さらにどんどん売られ・・と負のスパイラルに突入していた模様。
最近になってやっと落ち着きを取り戻したようだが、まだまだどうなるか分からない。
最初、サブプライム問題の記事を読んだ時は上述したように、アメリカもまた大変だなぁてな感じで、全く実感が沸かなかったのだが、結果的にロンドンで生活している自分の生活、もっと言うと懐にまで影響を及ぼすところまできているのだ。
つまり、ちゃんと国際状況を把握するためには、近場のヨーロッパだけではなく、アメリカやアジアにもきちんと目を配る必要があるということだ(「国際」というからには当たり前と言えば当たり前だけど)。
この辺りは難しいところではあるが、分かってくると、かなりおもしろい分野だと思うので、こちらの生活に慣れ、少し安定してきたら、せっかく金融の街に住んでるわけだし、こういう方面ももう少し勉強していきたい。(そして最終的には金を儲けたい!)
と、最初は軽いタッチでポンド安のネタを書いていたのに、いつの間にか、こんなにでかくなってしまったのだが、最初にこの記事で言いたかったのは、イギリスに遊びに来るなら今がお得ですよーってことだ(また軽いな)。
Listening to "Stadium Arcadium" by Red Hot Chili Peppers

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